チシポ (針刺し)

曇り時々雨、夜遅くになってまた強く降る。
1日霧がかかり、昨日までの蒸し暑さが嘘のように涼しい。

1週間ほど前に庭のサビタ(糊空木)を剪定した枝を使って、アイヌの女性が使っていた針刺し『チシポ』を作ってみた。
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昔のアイヌの女性は、針を自分の命と同じくらいに大事にしていたそうで、このチシポを常に胸に下げていたと言う。

作り方は
2~3cm位の太さのサビタの枝を、20cm位に切り外皮とネバネバとした緑色の内皮を剥がし、真ん中の柔かな髄を釘やドライバーなどで取り除く。

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布で作った紐に銅貨(なかったので5円玉を利用)を通し、半分に折って刺しゅう糸でかがり、模様を彫ったサビタの筒に納める。

本に載っていた写真を見て作ったので、少し違っているところもあるかもしれない。
刺しゅう糸でのかがり方が分からず、2日程写真を眺め何度も試し縫いをし、パズルを解くようにしてやっとできる。


c0147569_0385670.jpg細身の枝で最初に作った試作品。

木彫りは初めてで、紙に最初に考えた文様を彫っていくうちに全く違ったものとなる。





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庭の隅に植えてあるサビタは、昨日の激しい雨で花も傷み葉が黄色くなったのも目立つ。

枝が隣家に広がっていくので、そばのキングサリの木に紐で結んである。









来年もう少し太く成長したサビタの枝で、またチシポを作ってみたい。

でもチシポの持ち主は、針仕事が苦手でめったに針を持つことが無いが、この針刺しを持っているだけでアイヌ刺しゅうが上手くなれそうな気がする!
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by memo-herb | 2011-08-17 01:41 | クラフト
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