フラックス (亜麻色の髪の…)

曇り時々晴れ、夜になって雨になる。
午前中は風があり過ごしやすい。

今年もフラックス(亜麻)の花が咲いた。
透きとおる様なブルーの花は朝開き、午後にはもう散ってしまう。
c0147569_23112491.jpg


この花が好きだということもあるが、毎年育てているのには茎に関しての思い入れのほうが強いから。
以前亜麻の茎から織物用の糸を作ろうと挑戦してみたことがある。
c0147569_23134462.jpg
ドライフラワー用に乾燥させたフラックス(亜麻)の茎

花の後につける丸い種が熟し始める前に、茎を刈り取り、種を取り除いた後の茎を水に浸けて発酵させ、外皮を取り除くという工程の加減が難しく、失敗。
糸にする繊維が何故か千切れて短く、ボソボソになってしまった。

それでも無理やり一握りの糸らしきものにして、記念にコースターに織り込んでみた。
花の色のイメージで藍の生葉染めのブルーの糸を地に使い、亜麻の糸?を模様に織り込んだ。
c0147569_2316649.jpg


熟練の技が必要な糸作りは諦めてからもう20年近く、亜麻の花だけは楽しみたくて毎年少しだけ種を蒔き続けている。

もうひとつ好きな理由は、糸作りに失敗して亜麻の糸を購入するようになってから。
ドビュッシーの『亜麻色の髪の乙女』という曲があるが、亜麻色とは花の色ではなく、茎(糸)の色と気が付いたこと。
亜麻の糸は、ベージュ系の素朴で品のある不思議な色。
c0147569_23223611.jpg
織り用、亜麻生成りの糸 丈夫で亜麻仁油の匂いが少しする


ドビュッシー作曲の『亜麻色の髪の乙女』は、ピアノ曲集「前奏曲第1集」の中の1曲。
フランスの詩人 ルコント・ド・リールの『スコットランドの歌』の『亜麻色の髪の乙女』という詩をモチーフに作曲されたともいわれているそうだ。
[PR]
by memo-herb | 2010-08-22 00:00 | ハーブ
<< ブッドレア ヤナギラン 旅立ち >>