民藝  『荒神堂』

我が家の庭に小さな焼き物のお堂 『荒神堂』 がある。
『民藝品展』で購入したもので、四国地方でつくられ、瓦と同じ土で焼かれたものであるという。
春に窓から良く見える所に置き場所を変えてから、何だか気になり祀り方を調べてみた。

『荒神堂』ーこうじんどうー民俗信仰で屋内に祀るカマドの神、屋外では地荒神(屋敷神、氏神、村落神、山の神など…)
主に西日本、瀬戸内海地方で信仰されている。

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我が家の『荒神堂』は白樺や楡の木の下、使わなくなった石臼の上に置いている。

お堂の中を通り抜ける風や虫、落ち葉など全てのものを祀るよろずの神。
と思っていたのだが…




古来より、かたちを変えて信仰されてきた荒神は、色々な意味合いを持ち祀り方を間違えると祟られるなどと書かれていたりするのを見ると不安になり、購入した所へ問い合わせてみた。

高知市の能茶山で焙烙(ほうろく)、おろし器、行平鍋などの生活用品と一緒に作られていたが、もう随分前に廃業した。
この『荒神堂』は少しでも心穏やかに暮らしていけるようにと願い作ったもので、家の中に置いてカマド神を祭ったり、屋外に置いてよろずの神や農耕牛馬など…
また割れたりした時には、畑にすき込むと豊作になると言われている。
自由に考えていいということ。


購入した時に同じようなことを聞いていたが、随分前のことなので改めてネットで調べてみると何だか心配になってしまったが、これでスッキリ!


最近樹皮で籠らしきものを作るようになってから改めて『民藝』が気になり、宮澤賢治の童話もまた、民話や民俗信仰、民藝をもっと意識して読むと違った印象を受けるのかもしれない。
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by memo-herb | 2009-05-25 00:11 | クラフト
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