洗濯屋さん ソープワート

雪の結晶をかたどった紙石鹸は、冬の人気のお土産品。
オリーブオイルを主原料に自然素材で作られているそうだ。
紙石鹸 初雪

夏に石鹸として活躍してくれるのは、ソープワート。
c0147569_1046314.jpg葉っぱを2,3枚水に濡らして手のひらで揉むと、やわらかく泡立ち十分に石鹸の代わりに使用できる。
庭仕事の手洗いもこのハーブで。
子供のころに戻ったような無邪気な気分になれる。
何処からやって来たか覚えていないが、庭の片隅で20年近く住みついている古株。
丈夫な根で地面をおおい繁殖するので、30cm四方を残して掘り起こしている。


c0147569_10425997.jpg花はやさしいピンク。
ナデシコ科の多年草で、和名はサボンソウ

根に最も多くのサポニンを含み、水に入れ煮沸した液で上等な布等の、洗濯や柔軟剤のような働きもあるので再生に利用されてきた。
現在も博物館で利用されているそうだ。



素朴で働き者のソープワートは、ハーブガーデンの誠実なクリーニング屋さん。
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# by memo-herb | 2008-02-06 11:36 | ハーブ

巣立ち

昨年の夏、白樺の木に掛けた巣箱でヤマガラの巣立ちを見ることができた。

2007年7月15日 餌を運ぶ親鳥
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巣箱は白樺の木をくり抜いて作られていて、購入後家の中で飾っていたのを、6月頃2階の窓からよく見える白樺の木に掛けたもの
庭でヤマガラが鳴いているので注意して見ていると、ひっきりなしに親鳥が交代でチョウの幼虫なのか緑色の餌を運んでいた。
争うように餌を催促している、3つの大きく開いた嘴が見えた。


2007年7月19日午後5時 ヒナ
c0147569_14251740.jpg夕方いつになく親鳥の神経質な鳴き声がするのでみると、1羽が巣箱から体を乗り出して下を覗き込んでいる。

30分以上たっても親も現れないので、デジカメで写そうと外に出て木に近づいた時、突然飛びだした。

近くで親や兄弟鳥が見守っていたようで、4,5羽がかたまって林へ飛び去っていった。

巣立ちの手伝いができたのだろうか?

ヒマワリの種を置いた餌台にはヤマガラも毎日やってくるが、あの少し用心深い子も来てくれていればうれしい。
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# by memo-herb | 2008-01-30 21:37 | 虫 鳥 エゾリス 他

ベイに春が来た

ベイ(月桂樹)に小さな葉が芽吹いていた。 生まれたてのほやほや!
透きとおるような薄桃色の柔らかな葉。

c0147569_1133944.jpg西洋料理?にはこの葉っぱは欠かせない。
カレー、シチュー、ポトフ等の家庭料理に乾燥葉を一枚入れると、魔法のように甘い深みのある香味をひきだしてくれる。

寒さには弱いので冬は室内で育て、暖かな季節には大きなストロベリーポットの中心に植える。

このベイは10年もの。
で、こんなに小さいのは葉を摘みすぎてただの棒になりつつあったものを、刈り込んで丸く仕立てようとしての失敗作。


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1年ほど成長が止まっていたものが、この1月の厳寒期に新しい葉を生み出す不思議


今年はなんだかとても良いことが生まれそうな気がする。
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# by memo-herb | 2008-01-29 11:16 | ハーブ

ローズゼラニウム

冬の窓辺を彩る鉢花。
我が家の窓辺を占領しているのは、掌のような形をした緑の葉っぱの
センティッドゼラニウム。

c0147569_1145779.jpgこれは葉に触れるとバラの香りがするローズゼラニウム。

秋に室内の窓辺に置くと窓を覆ってしまうくらいニョキニョキと伸び続ける。
オレンジ リンゴ ペパーミントなどいろいろな香りをもつものがあるが、
1番古典的なバラの香りのするものが好きだ。

葉は料理の風味付けや、精油を香水や化粧品、アロマテラピーに利用する。
パンケーキに生葉をのせて焼いたり、クッキーに刻んで入れたりして手軽に楽しんだりできる。
最近は虫よけとして庭に植える人もいるようだ。


1番の魅力は、黄緑色のギザギザしたユニークな葉っぱが窓辺でのびのびと育っている様子で、冬の季節に頼もしい存在だ。
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# by memo-herb | 2008-01-21 16:12 | ハーブ

クリスマスの憧れ

クリスマスが近づくと決まってマドンナリリーを思い出す。
清楚なまっ白い花を咲かせ、むせるような濃厚な香りがするという。
育ててみたいと思うが、この北海道の気候で栽培するのは難しい。

c0147569_1132313.jpgこれは、庭に咲いたオオウバユリ。
種を蒔いて3年目で花を咲かせた。
自然の中では花が咲くまで8年くらいかかる。
素朴で骨太の野生のユリ。
このオオウバユリも清々しい香りがしてとても好きな花。

マドンナリリーは、聖母マリアに関連付けられ純潔や純白の象徴となっている。
園芸書の写真でしか見たことのないその花は、優しく凛とした姿で透き通るように白い。
この白さが雪を連想し、夏に咲くユリを12月に思い出してしまうのかもしれない。

上品で清いマドンナリリーはあこがれのユリ、我が家の庭にはどっしりとして無骨なオオウバユリが残念ながら、似合っているように思う。
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# by memo-herb | 2007-12-24 01:33 | ハーブ

窓辺の森

冬の窓辺を明るい森に変える魔法の木
ゴールドクレスト

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黄緑の葉色が魅力的なコニファー。
いつも30cmほどの苗から育て始めるがどうしてか3,4年で枯れてしまう。

葉はオレンジとレモンのエキスを混ぜ合わせたような濃厚な香りがして、消臭・抗菌などの作用がある。

外の雪景色にゴールドクレストの明るい葉色は、暗くなりがちな冬の窓辺を爽やかな初夏の森に変えてくれる。

伸びてくる枝先を摘むと高くなりすぎず、こんもりと育ってクリスマスツリーとしても利用できる。

今年の飾りつけはシンプルに、定番のポインセチアとクリスマスのプレートで。
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# by memo-herb | 2007-12-22 02:18

海のしずく

ローズマリーの花が咲きだした。
鉢に植えられたまま夏は外、冬は窓辺で過ごす。

c0147569_2331306.jpg植え替えを嫌うこと、冬場の管理が難しいので2,3年で更新しなければいけない。

あまり手も掛けていないのに今年3度目の花をつけた。

空気の清浄、防虫殺菌に効果があり、洋風料理で一枝使うと舶来の気分を満喫できる。

ローズマリーの由来はラテン語の
『海のしずく』 ロスマリノスからきている。

地中海の海岸沿いで生育していた原種の青い花が、海の雫のように見えたことから名付けられたとも言われている。

またローズマリーが聖母マリアを保護し、マリアが外套を広げると白い花から青い花が咲くようになったことなどから、『聖母マリアのバラ』という愛称で呼ばれることもあるそうだ。
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# by memo-herb | 2007-12-15 01:10 | ハーブ

陽殖園 

小さなローズヒップで楽しませてくれるサクラバラの苗は、滝上町の「陽殖園」からやって来た。
園主の高橋武市さんから送られてくる手作り感いっぱいのカタログには、簡単な添え書きがしてあり、毎年の楽しみだった。

サクラバラ 6月末
c0147569_2325891.jpg4,5年前から陽殖園が雑誌で紹介されるようになって1人で切り盛りすることが難しくなり、通信販売は中止された。

陽殖園で武市さんにお会いしたのはもうずいぶん前になるが、雑誌やTVで紹介される時には電話で知らせてくれ、素朴で純粋な様子は少しも変わっていない。



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今年は単行本 『武市の夢の庭』も出版され、カタログの楽しみはなくなったが、武市さんのつくった陽殖園が全国に紹介され、なんだか自分のことのようにうれしい。

我が家に咲くたくさんの、ハーブや山野草の故郷である陽殖園をいつかまた訪れ、武市さんに夢の庭を案内してもらいたいと思っている。
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# by memo-herb | 2007-11-30 23:44

バラの実

野バラの実をクルクル巻き、雪に映えるリースにして窓辺に置いてみた。

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ソープトレイを利用したバードテーブル?に常連客のヤマガラがやって来る。
雪は解けたが、寒風が刺すように冷たい1日。
訪れた野鳥と、リースの赤い実がとっても可愛い!

これは20年近く咲き続けているサクラバラのローズヒップ。
真冬には、このバラの茂みが野鳥の隠れ家になっている。
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# by memo-herb | 2007-11-27 21:26 | 虫 鳥 エゾリス 他

染色 ダイヤーズ・カモマイル

ハーブ染めをする人には、ハーブを煮出している間中香りを楽しめるという特権がある。

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ダイヤーズ・カモマイルは名前の通り染めることが得意なハーブ。
多年草で繁殖力も強力であり、濃い黄色によく染まるらしいが、わたしはドライフラワーとしての利用しかしたことがない。
ハーブ染めの一番の楽しみである、香りがないからだ。

c0147569_14205626.jpg明るい黄色は目立ちすぎるため、花のさかりに邪魔もの扱いされ抜き取られることもしばしば

香る種類のカモマイルとは待遇に差がある。
それでもめげずに毎年長い期間元気に咲き続け自分をアピールしている。


今回少しばかり同情して、ここにメインとして登場させてあげた。







ドライになったダイヤーズ・カモマイル
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# by memo-herb | 2007-11-23 00:12 | ハーブ

風香る カモマイル

園芸作業で忙しい夏は、ゆっくりとハーブを楽しむ時間はない。
その代り、長い冬の間に来春の庭を存分に想い描く。

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いろいろな植物の中で、香りまで思い出させてくれるのは、ジャーマンカモマイル。

庭の空いている所があれば勝手に根をおろし、自己主張するのでもなく静かにしている。
多年草のローマンカモマイルは葉も花も柔らかく香り、気がつかないでよく踏みつけられたりしている。
1年草のジャーマンカモマイルは花だけ香る。

夏の庭で、シャベルや剪定バサミなど振り回し右往左往している時、どこからかやさしく甘い香りが漂ってくることがある。
まわりには癖の強いハーブや、濃い香りのバラがジャングル状態に茂っているだけだ。

見渡してみると、いつの間にかジャーマンカモマイルが長く首を伸ばして白い花をいっぱいに咲かせていた。

風が花を揺らして香りを届けてくれたようだ。

   写真は 『ジャーマンカモマイル ボード ゴールド』 花が大きく精油分が多い品種。
   
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# by memo-herb | 2007-11-20 20:42 | ハーブ

生薬

蘿麻子(らまし)という漢方薬は、ガガイモのさやを乾燥させたもので、葉や茎 白い乳液も薬効があるそうだ。

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あらためて見直しました。 ガガイモさん
さらに、乾燥葉を燻すと、臭い消しになり、綿毛は鏡を磨くのに使われたり、朱肉や針刺しなどに綿の代用として使われてきたそうだ。

我が庭のガガイモは、正真正銘 和製ハーブの一員と昇格しました。
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# by memo-herb | 2007-11-19 00:26 | ハーブ