<   2011年 08月 ( 10 )   > この月の画像一覧

オニグルミ 剪定される

晴れ
久しぶりに湿度が低く、カラリとして気持ちがいい1日。

昼過ぎに、町の造園業者が高所作業用の重機を使って歩道にせり出した木の剪定を行っていった。
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家の前のオニグルミの枝もきれいに整えられ、クルミの実がまだ熟し切れていないのが少し残念だったが、業者の方にお願いして、太めの枝と実をいただいた。






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庭に運んだオニグルミの枝。

樹皮を剥いで乾燥させ、籠作りに利用したいと思う。

細い枝が多いが貴重な材料なので、無駄なく大事に使いたい。
樹皮剥ぎは、明日の作業。





集めたオニグルミ。
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カゴに入れると、枝にぶら下がったままのクルミの実は南国で採れるフルーツのように見える。
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このオニグルミはまだ少し若く、食用には無理かもしれないが、染材として緑の果皮の部分は優秀なので、簡単に布でも染めてみたい。

黒色を染める染料として、アイヌ民族の染色には欠かせなかったオニグルミ。
染材のオヒョウニレなどの樹皮を染液に浸した後、より濃くなるように自然の媒染剤として鉄分の多い沼や温泉に漬けていたそうだ。

今回は媒染剤を使わずにオニグルミの果皮だけに浸して染めてみようと思う。

エゾリスのために大事にしてきたオニグルミの木だったが、剪定してくれたおかげで、色々と利用でき楽しみだ!
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by memo-herb | 2011-08-28 01:57 | クラフト

“Tearful eye” 緑の眼で涙ぐむ

曇り時々雨
うす暗く、涼しい1日。

毎年恒例の宮沢賢治設計“Tearful eye”の花壇は、緑の眼。
1週間ほど前から目尻と目頭で涙の一滴、ヒツジグサの花が開いた。
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今日の天気と同じような暗い眼が寂しそうなので、瞳に明るい空色のパンジーを植えてみた。
ブラキカムは花の盛りが終わり、種から育てた苗は、まだとても小さい。


            左右の水鉢に一輪づつ咲いたヒツジグサ
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          2階から“Tearful eye”の花壇を眺める。
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『涙ぐむ眼』の前では、例によってドックローズに這わせた斑入りのセンニンソウが、まん丸のアナベルと一緒になって成長し続けて、“Tearful eye”の花壇を覆い隠してしまいそうな勢い。

ブラキカムも負けずに沢山花を咲かせ、ヒツジグサと協力して美しい瞳を見せてほしい…
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by memo-herb | 2011-08-23 23:54 | 宮沢賢治

夏野菜

晴れ時々曇り

プランターに植えたミニとまと、ミニきゅうりを、毎日ほんの少しづつ収穫して楽しんでいる

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今日はトマトとキュウリが1つに、ブルーベリーの大珠3個と小珠2個。

ブルーベリーは、年々ずさんな剪定でどの木も数えるほどしか実がつかないし、この2年ほど肥料をあげていないので、とっても酸っぱい。

植えて20年の老ブルーベリーを、どうやって若返らせたらいいのだろうか?




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ミニキュウリの『リトルリーフ』、今年の高温と雨が性分に合っていたようで、次々と実をつけている。

ミニトマトは『ピンキー』という種類。
名札に、天使のホッペのようなうす皮ミニトマトと書いてあった。
えんじ色の実は、小粒で柔かく優しい甘さで美味しい。
風の強い日に半分に折れてしまったが、下からわき芽が出てきたのを大事に育てている


プランター栽培の野菜は毎年の楽しみ、こっそりとままごと遊びをしているよう!
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by memo-herb | 2011-08-22 21:30 | 野菜

チシポ (針刺し) 2

曇り時々晴れ、昼頃一時雨。
涼しい1日、夏の花の整理をする。

余った細いサビタの枝で、またチシポを作った。
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V型の彫刻刀1本では、模様を彫るのは難しいので、かなり紙やすりのお世話になる。

今回のチシポは布を止める銅貨の代わりに、短く切ったサビタを使ってみた。
軽い感じの仕上がりで、長さも太さも小さいので、ストラップにもなるようにリネンの糸で紐を作って付けてみた。

短い針が一本だけ刺せたので、ポンチシポ(小さい針刺し)と呼ぶことにした。



庭のカンボクの実が赤く色づいてきた。
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雨の日が終わったら、もう秋になってしまったようだ。

ヒソップの花穂を刈り取ったので、身体からしょうのうのような香りがずっとしている。
これも秋の匂い。
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by memo-herb | 2011-08-22 00:03 | クラフト

ミヤマカラスアゲハ

曇り時々晴れ、夕方一時雨が強く降る。
朝夕、空気も風もひんやりと冷たい。

雨が続いた間にブッドレアが満開。
晴れている時には、ミヤマカラスアゲハが庭の周りを回遊しながら藤色の花の蜜を吸引している。

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黒地に玉虫色のモダンな模様の着物で舞っているように見える。

すぐそばで見ていても、ブッドレアの魅力には勝てないのか、気にもせず忙しそうに翅をひらひらさせながら御馳走を堪能しているミヤマカラスアゲハ。








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「カラスアゲハ」か 「ミヤマカラスアゲハ」なのか見分けがつかなかったが、前ばねの裏に白い帯があったのでミヤマカラスアゲハということが分かった。

余程お腹がすいているのか、必死な眼の様子が可笑しい!




白い花のブッドレアももう少しで咲くので、今度はゆっくりと食事をしていってモダンな姿をまた見せてほしい。
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by memo-herb | 2011-08-21 01:18 | 虫 鳥 エゾリス 他

チシポ (針刺し)

曇り時々雨、夜遅くになってまた強く降る。
1日霧がかかり、昨日までの蒸し暑さが嘘のように涼しい。

1週間ほど前に庭のサビタ(糊空木)を剪定した枝を使って、アイヌの女性が使っていた針刺し『チシポ』を作ってみた。
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昔のアイヌの女性は、針を自分の命と同じくらいに大事にしていたそうで、このチシポを常に胸に下げていたと言う。

作り方は
2~3cm位の太さのサビタの枝を、20cm位に切り外皮とネバネバとした緑色の内皮を剥がし、真ん中の柔かな髄を釘やドライバーなどで取り除く。

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布で作った紐に銅貨(なかったので5円玉を利用)を通し、半分に折って刺しゅう糸でかがり、模様を彫ったサビタの筒に納める。

本に載っていた写真を見て作ったので、少し違っているところもあるかもしれない。
刺しゅう糸でのかがり方が分からず、2日程写真を眺め何度も試し縫いをし、パズルを解くようにしてやっとできる。


c0147569_0385670.jpg細身の枝で最初に作った試作品。

木彫りは初めてで、紙に最初に考えた文様を彫っていくうちに全く違ったものとなる。





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庭の隅に植えてあるサビタは、昨日の激しい雨で花も傷み葉が黄色くなったのも目立つ。

枝が隣家に広がっていくので、そばのキングサリの木に紐で結んである。









来年もう少し太く成長したサビタの枝で、またチシポを作ってみたい。

でもチシポの持ち主は、針仕事が苦手でめったに針を持つことが無いが、この針刺しを持っているだけでアイヌ刺しゅうが上手くなれそうな気がする!
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by memo-herb | 2011-08-17 01:41 | クラフト

夕暮れの白い花

晴れ

日差しも朝から強く、昼頃プランターのキュウリの苗が萎れ、急いで水やりをする。
夕方少し薄暗くなった頃庭に出て、夏枯れた白樺の落ち葉を掃除。
白い花が浮かび上がるように見えて、日中の何倍もきれいに見える。

ソープワートの白とアニスヒソップの藤紫
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フロックス、エキナセアの白とルリタマアザミの青紫
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西洋あじさいアナベルの白とカラマツソウ・デラバイの紫桃

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静かな夕暮れの、白い花を眺める秘かな楽しみ。
人間の顔より大きく育ってしまったまん丸のアナベルは、人が佇んでいるように見えていつもドキリとする。
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by memo-herb | 2011-08-12 01:09 | ハーブ

サビタ (糊空木)でシャンプー

曇り時々晴れ
今日も蒸し暑い1日。

庭のサビタ(ノリウツギ)の木を一枝剪定した。
c0147569_22572380.jpgアイヌの女性はサビタの樹皮をシャンプーに利用していたそうなので、今日この枝を使って髪を洗ってみた。







c0147569_22595243.jpg枝の茶色の外皮と、緑色の内皮をナイフで剥がす。

茶色の樹皮の内側は、樹液でネバネバとしていてこれを水に浸してシャンプーとして使ったそうだ。





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布に樹皮を包んで水に浸すとヌメヌメとした泡が少し出てきた。
これをシャンプー代わりに使ってみると、水だけで洗った時とは違って、すっきりと汚れも落ち、乾かした後の櫛の通りも滑らかで、ごく軽いリンスを使ったような洗い心地に驚いた。
さらさらの仕上がりは、本物のナチュラルシャンプーとして販売出来そうだ。

実際に内皮を煎じて湿疹の洗浄液として利用されたりもしたそうなので、髪の地肌にも良いのかもしれない。


c0147569_2333347.jpgまた内皮を水に浸して取り出した粘液は、紙漉きのネリ液として現在でも利用されている。

試しに作ってみた。
実際にはもっと凝縮された粘りがあるものだと思うが、透き通った乳白色で白樺の樹液に似ている。



宮沢賢治の故郷花巻市の成島和紙では、ネリ剤にノリウツギだけを使っているそうだ。


  ネリとは、紙漉きの時に繊維を均一に広げ、繊維を絡み易くする植物粘液。
  トロロアオイの根を利用する事が多い。

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by memo-herb | 2011-08-09 23:57 | ハーブ

クラーキア 『庭に小さなヨーロッパ』

晴れ時々曇り
風が無く暑い毎日。

道路に面した庭の隅に、小さなヨーロッパが現れた。
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一袋100円で購入したミックス種、『European Easy Flower mix』
ブラキカムの種を探していて、面白がって一緒に購入したもの。

説明文には、「誰でも簡単に育てれる花を中心とした、ミックスの種です。1袋100程度の種が入ってます。庭に小さなヨーロッパを楽しんでください。」とあり、30種類ほどの花の名が紹介されていた。




2袋の種とフラックスを蒔いてほとんど忘れかけていたが、ピンクの見たことのないカラフルな花が咲き、花の名を調べるのに苦戦。

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英国の種苗会社の種袋で、クラーキアというアカバナ科のダブルの花ということが分かった。

2種類のピンクの花が咲いているが、淡いピンクや白色もあるようだ。
この花の他にはクローバー アカザ 白のアリッサムが芽を出した。







種の紹介文に書かれてあった花、英語表記だけされていたのを分かりやすいように一般的に呼ばれている品名を調べてみた。

Amaranthus アマランサス 
Anchusa アンチューサ
Antirrhinum  アンティリヌム (キンギョ草) 
Asperula アスペルラ (タマクルマバソウ) 
Brachyscome ブラキカム  
Calendula カレンデュラ
Chrysanthemum  クリサンセマム (菊)
Col;;insia   これが、Clarkiaなのか?
Convolvulus コンボルブルズ (ヒルガオ)
Cynoglossum シノグロッサム
Delphinium デルフィニウム
Diascia ディアスシア
Dimorphoteca デモルフォセカ (アフリカンデージー)
Dorortheanthus ドロテアンツス (リビングストンデージー) 
Eschscholtzia  エスコルチア (カルフォルニアポピー)  
Felicia フェリシア
Iberis イベリス (トキワナズナ)
Impatiens インパチェス
Laya ライア (layia)
Legousia レゴウシア
Liomnanthus  リムナンセ?(limnathes)
Lobularia  ロブラリア (アリッサム)  
Nemesia ネメシア
Petunia ペチュニア
Phlox フロックス
Portulaca ポーチュラカ
Sanvitalia サンビタリア
Saponaria サポナリア
Silene シレネ
Ursinia アルシニア (アーシニア)
Viola ビオラ

これだけの花が咲いたらヨーロッパの庭を楽しめたかもしれないが、これからまだ芽が出ることを期待して、ここは来春までこのままにしておこうと思う。
せめてヨーロッパ産のクローバー咲いてくれたらうれしい…

久しぶりに蒔いたmix種、福袋を買うような楽しみがある!


いつものスイレン鉢には、『庭に小さな蛙の池』が出現している。
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トノサマガエルが4匹棲みついて、メダカが一匹もいなくなってしまった。
他にも2個スイレン鉢があるのに、殿様は寂しがり屋なのだろうか?
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by memo-herb | 2011-08-09 01:23

サビタ (糊空木)

曇り時々晴れ
日中は夏らしい暑さで朝夕は涼しい、このところ毎日こんな天気が続いている。

まとまった雨が降らないので、土の保湿性が悪い場所でヘナヘナと辛そうにしている山野草が気の毒だ。

サビタの真っ白な花(飾り花)をゆっくりと眺めてみる。
艶のある厚紙の作りもののように見える。
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糊空木を『サビタ』と呼ぶのは、北海道 東北だけらしいがこの名の由来ははっきりとは分からない。
原田康子さんの小説『サビタの記憶』で初めてこの名を知り、実際に目にしたのは植物に興味を持つようになってからのこと。

とっても柔かな甘い香りがするサビタ。
沢山咲く小さな両性花もモヤモヤとして可愛い。
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学名 Hydrangea paniculata Sieb. ユキノシタ科アジサイ属
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by memo-herb | 2011-08-04 01:53 | ハーブ