白樺のおやつかご エゾリス仕様

晴れ時々曇り
しっとりと穏やかな一日。
道路を半分ほど覆うように積もった落ち葉、少し湿った甘い香りを楽しみながら片付けをする。

例のエゾリスは朝8時過ぎに道路を渡り、ヒマワリの種を目指して住宅街へ出勤してくる。
木の葉が落ちてエゾリスの姿がはっきりと見えるようになり、行動パターンが分かるようになった。

白樺細工には使えない樹皮を使って簡単かごを作り、エゾリスのオヤツを入れて庭のテーブルに置いてみた。
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白樺の小枝でクリップを作り、切り込みを入れた白樺樹皮を留めて完成。

近くで拾っておいた栗とオニグルミ 定番のヒマワリの種が今日のおやつ。
明日からは下り坂の天候、真っ赤なリンゴも一つ置いてあげるのでこの庭にもまた遊びに来てほしい!



小さな裏の畑の秋蒔きのライ麦。
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春に蒔いたライ麦はお盆頃急に生育が悪くなり、実が熟す前に刈り取った。
残念ながらヒンメリに使えそうなしっかりとした茎のものは殆ど採れなかったが、風除室で少しだけ乾燥させている。
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ドアを開けるたびに大好きな干し草の香りがして嬉しい!


すっかり暗くなってから渡りの白鳥の鳴き声、冬の準備は終わっているのでゆったりと窓を開けて空を見上げる。




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# by memo-herb | 2017-11-02 22:11 | 虫 鳥 エゾリス 他

白樺の小さなクリスマス

くもり
今年も少し早目に冬囲い終了する。

余裕がある冬囲い2日目の今日は、白樺の小さなクリスマスオーナメントで今年最後の庭遊び。
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小型のアドベントスターを作るのは時間もかかるが、小さな人になったつもりで愛らしい世界を楽しむ。
メギの木と野葡萄の実と一緒に、庭のプンゲンストウヒに白樺の小さなクリスマスを飾ってみた。



冬が近づくと小さなものを作りたくなり、今年もミニ靴の研究?を始めている。
そのうちの一つをストールピンにぶら下げ、素朴なミニ靴が揺れると暖かくなるような気がして昨冬に織ったマフラーに留めてみた。
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# by memo-herb | 2017-10-28 21:43 | クラフト

白樺樹皮と枝の簡易ボックス

晴れ時々曇り
二階の窓から見えた沢山のトンボ、羽が透けてふわふわとシャボン玉のように浮かんでいた。

剥ぎたての白樺樹皮と枝で作る簡単な白樺細工のボックス。
時間がたち乾燥した白樺樹皮しか手元にないので、通常の白樺細工のように外皮を少し剥ぎ、庭の剪定した白樺の枝を使って簡易ボックスを作ってみた。

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本来は外皮がそのままついた状態の荒々しい箱で、北欧などではベリーやキノコ摘み、野菜の収穫などに使っているようだ。
これは外皮がない分家の中で物入れとしても使えそうだ。


ついでに北欧やロシアで使われてきた柄杓もつくってみた。

取っ手はアイヌ民族のヤラピサック(柄杓)と同じに庭の白樺の枝を使って。

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小さく作ったので水を飲むコップに良い大きさ。
早速試しに水道水を飲んでみた。
山に入って簡易に作り、湧き水をこれで飲んだら美味しいだろうと想像しながら。

ロシアの本に載っていたのは紐でしっかりと柄を縛る作り方で、きっと水汲みなどにも使っていたのだと思う。(説明文が読めないので詳細は不明)
フィンランドでも大きなものから小さなサイズまで作られていたようで、水に関する様々な用途に使われていたようだ。
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白樺の小枝を削るのが面白くてクリップも作ってみた。
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実用にも使えそうで量産したいと思ったが、手も削ってしまいそうなので断念!



様々な虫の見本園のようになっている庭。
今日はルリボシカミキリ(瑠璃星天牛)。
コンクリートの壁にいたところ、ラムズイヤーのふかふかクッションに置いて歓待してあげた。

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# by memo-herb | 2017-09-09 22:56 | クラフト

白樺樹皮かご

曇り時々晴れ
過ごしやすく、半日庭の片づけをする。
ジャガイモの収穫後、同じ場所に大根の種を蒔く。

白樺樹皮シートのまま作るかご。
ロシアの白樺細工の本に載っていた作り方を参考にして作ってみた。
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白樺の樹皮シートを2枚重ねて、ずれないように底を縫うように根っこで留める。
大きく波打っている樹皮と曲がりくねった根っ子が材料で、大らかで庶民的な出来上がりになる。



家の前のクルミの木にやってくるエゾリスは、とても用心深く毎日少しずつクルミを採っていて、下に落ちてしまったクルミは拾わない。
人間がこのクルミを毎日拾い集めて楽しませてもらっている。
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道路を横断しているところを写したら気が付いてパニックになったのか、道路を慌てて行ったり来たりしてまた砂防林へ戻っていった。
この時以来気配はあっても滅多に姿を見せることはなくなった。



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身体も小さく毛並みもきれいなので、今年生まれたばかりの子リスかもしれない。
人間に遭遇した時の慌てぶりが、可愛くもあり気の毒でもあった。


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# by memo-herb | 2017-09-07 13:55 | クラフト

白樺 ヤライタンキ ヤラピサック

これはアイヌの人々が使っていた民具、ヤライタンキ(樹皮の碗)。
今年分けて頂いた白樺樹皮で作ってみたもの。
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白樺の一枚の樹皮を使って口縁には庭のツルウメモドキの蔓を巻きシナノキの樹皮から採った紐で留めた。
以前に作ったかご は少しオリジナルを入れてしまったので、博物館などの展示品や小冊子、本等の資料を参考にして。
白樺樹皮は採取してから時間がたって乾燥したものしか手元になかったので、少し表皮を剥いで。(敷物は随分昔に教えていただいたガマの葉で作る花ござのチタラベ)


かつてアイヌの人達が植物を材料に作っていた民具を再現してみようと少しずつ準備をしてきた。
今回はヤラピサック(樹皮の柄杓)も作ってみた。 柄は庭の白樺を剪定した小枝を使って。
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北海道のアイヌの人々は山に入った時など身近にある自然のものから簡単な小屋や炊事道具などをつくっていたそうだ。
このヤライタンキ(樹皮の碗) ヤラピサック(樹皮の柄杓)もそんな中の一つ。



今年の春より使われている、アイヌ文様をモチーフとした丸井今井デパートのショッピングバッグ
実際に刺繍したものを使って作られたそうだ。
刺繍をしたのは敬愛している女性

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ハート形が連なる、明るくポップなアイヌ文様!


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# by memo-herb | 2017-09-07 09:58 | クラフト

シナノキの樹皮

晴れ時々曇り
朝晩は涼しく過ごしやすい。

紐にしてサラニプ(編み袋)を編むための下準備に、シナノキの樹皮を灰で煮る。
今回灰で煮た樹皮は、お盆前に庭木の剪定をした時、邪魔になっていた細いシナノキを伐採し、樹皮を剥いで乾燥させておいたものを使った。

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沸騰してから直接灰を入れる。
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3時間程煮て少し柔らかくなったので、水でアク (ヌメリ) をよく洗う。
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紐を作るのに適さない樹皮だったのか、煮る時間が少なかったのか、薄く樹皮が分離してくれない。
洗いながら少しだけ紐に出来そうな繊維を剥がした。

これは白樺樹皮のかごの縁を止める紐に使う予定。

カエカ(撚る)してみると丈夫な紐になったので、残りも時間をかけゆっくりと繊維を取り出したいと思う。

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シナの繊維にはヌメリが残っていて、指が滑り撚りを掛けにくい。

樹皮を剥いだ後すぐにカエカするときはヌメリで滑るため、手に灰をつけて作業をすることがあるそうだ。

シナノキにはアカジナとアオジナの二種類があり、紐にするには葉や果実が大きいオオバボダイジュとも呼ばれるアオジナが向いているそうだ。
今回伐採して樹皮を剥いだ庭のシナノキ(自然に生えたのか、自分で植えたのか不明)は葉が小さかったので、アカジナだと思う。


秋に歩道や庭に苞のついた大小の可愛らしい果実が沢山落ちているので、家の前の林にはアカジナ(シナノキ)もアオジナ(オオバボダイジュ)もあるのが分かる。

シナの花から採れるハチミツは少し個性的な香りが美味しい。一本の樹から様々な個性が見えて、深く楽しい!




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# by memo-herb | 2017-08-30 17:35 | クラフト

収穫

晴れ時々くもり。

夏のささやかな楽しみ事。
朝、庭の小さな菜園から野菜の収穫をする。

雨上がりの朝は緑が濃く、明るく見えて、採りたての野菜で遊んでみる。
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ミニトマト三種 カシス ブルーベリー 大根 キュウリ ナス ピーマン ネギ 間引いたニンジン等を少しづつ。



初めて栽培するライ麦。
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4月末に種を蒔き、6月に何度か麦踏をしたのが良かったのか今の所すくすくと育っている。



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# by memo-herb | 2017-08-01 20:46 | 野菜

白樺 クレマチス模様の小さなかご


終日心地よい雨音。

白樺樹皮で作る、クレマチスの花模様の小さなかご。
何度もやり直し、試作品も含めて製作日数は5日。
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このクレマチス模様のかご本来は6角形になるはずが、手順にばかり気を取られた結果、口縁が円型になっていた。


二個目は小さなクレマチス模様が沢山連なった浅いかご。
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樹皮の色合いによって印象が変わる作り方だと思うので、きれいな六角を作れるように色々なクレマチスの花模様を試してみたい。


いつもの年のように次々と咲いては散る庭の花、すっきりとした甘い香りのマドンナリリー、今年は一株だけ花をつけてくれた。
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# by memo-herb | 2017-07-31 20:50 | クラフト

白樺の木にスズメバチの巣

曇り

白樺の葉っぱで揺籃を作っているオトシブミの姿を見つけようと白樺の木を見上げていると、スズメバチの巣を発見。
とっくり型をした握りこぶし程の大きさで、一匹の蜂が巣からどこかへ飛んで行くのを見かけただけでまだ建設は初期の様子。

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蜂の巣駆除の体験を持つ隣家からアドバイスを受け、モコモコのダウンを着た完全防備体制で白樺の枝ごと剪定ばさみで切り落とした。

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蜂は一匹も現れず、この完全な出で立ちがとても恥ずかしくなる。
後で詳しく調べてみると、巣は最初女王蜂が一匹で作りこのころはまだ危険はないそうだ。



庭には、何度も剪定され傷だらけの姿になっている白樺の木が4本残っている。
この白樺の木はスズメバチに好ましく思われているようで、以前にもこの白樺の木に掛けてある鳥の巣箱の中に蜂の巣が作られたことがあり、昨年も作りかけのスズメバチの巣がかかっていた。


和紙を重ねて作ったような巣の構造をじっくり観察して楽しんだ後、家の中からこの白樺の木を眺めていると蜂が一匹薄暗くなるまで枝まわりを飛び回っていて、ほんの少しだけ悪いことをしたような気がした。


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# by memo-herb | 2017-06-25 23:07 | 虫 鳥 エゾリス 他

白樺の葉っぱの落とし文 (オトシブミ)

曇りのち一時晴れ間

種蒔きや苗の植え付けなど春の庭仕事も終わり、花の季節もやって来て庭の見回りをのんびりと楽しむ。

今年も白樺の木の下の大きなギボウシの葉に、落とし文。
葉を巻く小さな甲虫「オトシブミ」が、白樺の葉っぱを器用に巻いて、卵を産み付け切り落とした揺籃(ゆりかご)の落とし文。

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葉を巻いているところを見たことがないのではっきりとは分からないが、白樺の木の下でよく見かけていたナミオトシブミの揺籃(ゆりかご)ではないかと思う。



姫リンゴの葉っぱを巻いた落とし文も見つけた。
上が姫リンゴ、下が白樺。


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落とし文とは、葉っぱを巻いた形が平安時代に密書や、貴族たちが恋文等直接渡すことができない手紙を、故意に道に落とすことにより届けた巻物の形に似ていたので呼ばれ、後に葉っぱを巻く虫の名も『オトシブミ』と名付けられたそうだ。



揺籃(ゆりかご)である白樺の葉っぱを食べながら成長するオトシブミ、一枚の葉が虫を育て、この葉っぱの揺籃が『落とし文』と言う優美な俳句の季語にもなっている面白さ!





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# by memo-herb | 2017-06-24 21:48 | 虫 鳥 エゾリス 他

ハネムスカリ (コムサム プルモーサム)

くもり

ハネムスカリの薄紫の花が、ブラキカムの隣で知らない間に咲いていた。
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宮沢賢治が花壇の設計図に指定して書き込んでいた個性派の球根花。
ハネムスカリはごく普通に見られるムスカリより性質が弱いのか2,3年もすると消えてしまう。



宮沢賢治が設計した花壇『Tearful eye』を再現しようと長い間造ってきたが、花の苗を入手することが困難になり、この春には花壇の形も変え大事にしてきたスイレンの栽培もお終いに。
少し寂しい気持ちがしていた庭で、ブラキカムの隣にハネムスカリの花を見ることができたのは宮沢賢治さんに労われたように思え嬉しくなる。


宮沢賢治の花壇『Tearful eye』をハーブの花畑に変えて、レンガを敷き直しハーブなどの苗を植えた。
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宮沢賢治が好んで植えたり童話などに登場する花木はこれまでも少しづつ植えてきた。
『Tearful eye』の花壇は無くなったが、また何か違った形で宮澤賢治ワールドを楽しみたいと思う!

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# by memo-herb | 2017-06-23 22:05 | 宮沢賢治

白樺 鳥の花かご

白樺樹皮で作った小さな鳥の花かご。

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いつものロシアのマイスター職人さんの本に掲載されていたものを、参考にして作った鳥かごいろいろ。
白樺で作る靴と同じくらいに、白樺の鳥かごも作り方のバリエーションがあってとても面白い。


この作り方の鳥はマガンのイメージ。
渡り鳥のマガンは、すでに故郷のシベリアへ帰って行ったそうで、飛べない白樺の鳥は、花を一輪飾って楽しませてくれる。





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# by memo-herb | 2017-05-04 22:25 | クラフト