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サラシナショウマ

日中は暖かな日が続いているが、朝晩は寒く感じるほど。
花の色は秋が深まるにつれ冴える。
気の早いナナカマドが赤く色づき始めた。
サラシナショウマの白がきりりと見える。

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サラシナショウマ(晒菜升麻)は、若葉を茹でて晒し、味付けして食べたことから名づけられた。
乾燥した根は生薬として利用されている。

林の中や草地に自生しているらしいが、野生の花は見たことがない。
蜂を呼ぶのか、大形のスズメ蜂も時々花穂に張り付いているのでそばを通る時は注意が必要だ。







学名 Cimicifuga simplex  キンポウゲ科サラシナショウマ属  別名 エゾショウマ
                                            ヤサイショウマ



サラシナショウマ_c0147569_2324408.jpg
最近は大型で、銅葉やピンクの花色等の園芸種 キミキフガがよく植えられている。
北アメリカ原産で樹木のように大きく育つ。

我が家の庭の後ろでも、大きな花穂で存在感いっぱいだ。
2メートルはある大物に育った。






山深い木の下で密やかに咲く野草のサラシマショウマといつか出会いたい。
by memo-herb | 2008-09-20 23:45 | 山野草 | Comments(0)
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