今日も風が冷たい『リラ冷え』の1日。
(ライラックの花が咲くころ急に寒さが戻るのでこう呼んでいる。) コウライテンナンショウが寒さにめげず奇妙な花を咲かせている。 庭の隅っこの目立たない場所で、ひっそりと生きている。 マムシグサや、ヘビノタイマツとも呼ばれる。 『高麗天南星』 漢字で書くと雄大な物語の題名のような趣がある。 実際に球茎の栄養状態によって雄株、雌株に変わっていくことや、枯れた秋の林下で真っ赤な実をつける姿は凛として少し恐ろしげだがとても惹き付けられる。 うちの子は10年ほど前に種を蒔いたものだが、栄養状態や棲みかが悪いのかまだ凛々しい姿を見せていない。 数年前の秋に、近くの林で アイヌ語では可愛らしく 『ラゥラゥ』 秋に大きく育った球茎を炉で焼き、毒の部分を取り除いて食用にしたり、薬用としても利用していたそうだ。 うちのラゥラゥは今年の秋、雄姿を見せてくれるだろうか!
by memo-herb
| 2008-05-30 22:15
| 山野草
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