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チョウセンゴミシ (朝鮮五味子)

晴れのち曇り、夕方遅くに雨。
夜になって時々激しく降る。

『チョウセンゴミシ』の真っ赤な果実が一房だけ実った。
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今年の春に山野草店から購入したもの。

薬用酒として利用でき、乾燥した果実は生薬として滋養強壮剤や咳止めとして使われているそうだ。

五味子とは果実に、甘、酸、辛、苦、鹹(塩味)の五種類の味があることから名付けられたという。






『チョウセンゴミシ』は雌雄異株と言われいるが、一株に両方の花がつくこともあるそう。
購入した時に蕾がたくさんついていて、幸運にも雌花が一つだけ咲いて果実を見ることが出来た。
来年も両方の花が付いてくれるだろうか少し心配。

6月6日 雄花と蕾                   8月16日 少し色づき始めた果実
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雄花  6月14日                         
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雌花 6月16日
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学名 Schisandra chinensis Baill. マツブサ科マツブサ属 つる性落葉植物


五種類の味がするというチョウセンゴミシを味わってみたいと思うのだが、貴重な一房だけの実なのと、あまりにも鮮明な赤い実を口にするのは少しためらいがあり、毎日眺めてどうしようか楽しんでいる!


追記 
チョウセンゴミシの果実が熟し切って萎びてきたので思いきって一粒味見をしてみた。
口に入れた時は、カリンズのような香りがしたが、だんだん苦味と岩塩のような塩味が感じられて、最後に酸味が残り、他の食べ物を口にしない限り漢方の煎じ薬を飲んだような複雑な後味が抜けなかった。  (2010.10.3)
by memo-herb | 2010-09-27 23:42 | ハーブ | Comments(0)
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